転生の調べ~惑いの面輪~

短編【幻想組曲-恋-】収録
ブログでお誘いを受けたお題小説『仮面』よりできた作品。

読書する

お題小説初挑戦でしたが、ただの『仮面』では面白みがないので、類語辞典よりたどって『面輪』という古風な言葉に出会ったところ、転生のお話ができたというわけです。

連想順 : 仮面 → マスク → 面輪 → 仮の姿 ⇒ 生まれ変わり
歌 : コブクロの「桜」

生まれ変わりといえば、桜。桜といえば、魔物。
やっぱり桜の花びらが散る中に魔物です。
あくまで純愛ジュールの偏見。何の影響だろう?

次、どこまで時代を飛ばすか。

100年前じゃ、苦しみが足りない。
500年前じゃ、数字が微妙。

ということで、響き的に千年。
(私にとってはすべてにおいて響きが重要ポイント)

そこで落とし穴。
奏井は歴史が苦手。はっきり申しまして何も蓄えがありません。
小説を書くようになって勉強しときゃよかったと後悔です。
ウィキペディアを大いに活用させていただきました。

因みに読み方
 領(れい) と 希(ねが)う 
漢和辞典にはこういう読み方が書いてあります。当て字ではありません。

漢和辞典も欠かせません。

最後のほうの文のなかに「激愛」とありますが、これは某有名アーティストの歌の題名からです。
いつか使いたかった造語です。

前々から転生の物語を書きたかったので乗りに乗ってしまいました。
ファンタジーについても初挑戦。
どうしても想像力・プロット立てるのが未熟のため、現代物になってしまいます。
でもこれは短編では書き足りない。
ということで、いつの日か長編にリメイクしたい!
根は長編派のサガ

2007.05.13.up作品

Illustration by LEITA
error: Content is protected !!