短編【ふぃるふぃーる】収録▼
ブログのお仲間さんからのお題からできた物語。
お題小説第14回公募のお題は『夏の物語』
8月いっぱいの公募で、お題が漠然としていて書けるかな~と思ってたら意外に早く思いつきました。
ほろり泣いて、最後はほんわかしてもらいたいな、という感じ。
泣かせるには卑怯な出来事をベースにしていますが。
でも、決して軽々しくは書いていません。かといって終わりを書いているつもりもありません。新たな始まり。変われる、あるいは、一歩成長させてもらう瞬間だということで。
尊厳。この言葉に尽きるでしょうか。
その点、何か感じるものがあれば受け取ってください、というメッセージ的な物語でもあるような。最後までいって、意表をつく展開だったと驚いてもらえたら成功です。
何から思いついたかというと、先日までの雨がすごくて。
本当に夜中、目が覚めるくらいに雨の音が。しかも、屋根とかじゃなくて、地を叩く音が怖いほどに大きくて。
本当に拍手喝采という感じ。これがホントの拍手喝采ならいいんですけど。
娘も、怖かった、って次の日の昼間、突然に思い出したのか、泣き出したという…
この娘が、生きるか死ぬかという場所の病気持ちということもあって(とりあえず今はケガが絶えないくらいに、めちゃくちゃ元気)、そしてこの娘に手をかけるハハ(つまり私)がいてそれを見てきた姉がいて。
そういう要素がごちゃまぜになっています。
2009.08.07.up作品