長編〓true版&アナザー版完結
読書する↓
【魂で愛する-MARIA-】
【愛魂~月の寵辱~】アルファポリス投稿
【魂で愛する-MARIA-】’14.9/5スタート12/31完結
およそで文字数250000字、原稿用紙800枚
アナザー版【愛魂~月の寵辱~】’14.10/18スタート12/29完結
およそで文字数170000字、原稿用紙500枚
引用部分を差し引けば合わせて32万字、時間がかかったように感じてましたが4カ月いいペースで終わりました。
同時更新ということで、どちらも読んでいただいた方には混乱させたと思います。
申し訳なかったです。
気分が乗っているときに書いてしまいたいという気持ちがありました。
アナザー版については、実は地下鉄脱出というノベルゲームをやっているなかバッドエンドならぬアナザーエンドというのがありまして、始めたのはほんの思いつきだったんですが、true版のほうを鍵付きにしていてホントによかったなと。
true版を先行更新して、鍵付きにしている以上その読者さんは当然サイトに何かしら好意を持っていただいていると思うので許容してもらえるんでしょうが、そうじゃなければ毬亜の相手が違うので何やってんだと突っこまれそうで。
true版を鍵付きにした最大の理由は官能シーン。
浮気というレベルを超えての描写だったので受け入れてもらえないかも、という消極的な気持ちがあってのことでしたが、意外にもコメントなどいただいて、読んでいただけていることがわかった結果、弾けました。
いつか言った、女版西村寿行ぽく、裏社会のどうにもならない恋愛を描いてみたく。
けっこうykzらしくシビアに書いてみましたがいかがでしたでしょう。
ykzものは夢見る女子向けになるとどうしても美化しがちですが、チャラチャラしたものにはしたくなかったので、普通に恋愛ものというにはかけ離れたものになりました。
吉村の年齢は40そこそこまであげないと実力者という設定には無理があり、なお且つ、毬亜の年齢が20代だと、ある程度世間を知っている結果、吉村に全面的に依存したらおかしいことに。
10代の大人になりかけという設定が40代男性を相手にしたときにいちばん萌えるかなという勝手な意図のもと、こんな年の差になりました。
アナザー版の結末については書いた私自身もかなりのストレスを抱えてます。
ただ、向こうのあとがきに書いたとおり、長渕剛さんの「激愛」をモチーフにしてアンダーグラウンドを書いてみたい!という往年の気持ちを貫きました。
けっこう、最後まで普通にハピエンにするか悩みましたけど。
そして、true版。
最後の辺りの、吉村に対する一寿の本音。
あれは、やはり有吏一族の背景がないと言えないセリフ。
私的には一寿ならではの決めゼリフでした。
最初は10万いかないくらいで終わるだろうって思ってたんですけど、毬亜の前世紀といいますか、そこをちゃんと書いて悲愴感をだそうと方向転換をしたばかりに倍以上の長さになってしまいました。
一寿が吉村とのシーンに負けないよう、後半部分、かなり頑張ったつもりですが、どんなふうに映ったのかちょっと気になるところ。
一寿の愛し方も好きなんですけどね。
毬亜の#95でのセリフ。同じものを見てる、そんな感覚は憧れます。
2015.07.【愛魂~月の寵辱~】エンディングを改稿後電子書籍化