長編〓再改訂&校正&仕様変更
これは自分で読みたいと思う物語&こんな恋がしたいと思って書いた作品で、つまり自己満足のかたまり。どの作品もそうですが。
最初に書きあげたときは満足していたんですが、人様に見せようなどとは思いもせず、永久に誰にも読まれることなく終わるかと思いきや。
3年前にブログからネット参入。
そこでブログ小説を書いている人の存在を知り、知り合いに読んでもらうのはこっぱずかしいけれど、赤の他人なら、しかも顔見えないし、ならば!と一念発起。
それまで小説を書いていなくて、ブランクは10年近く。
あらためて読んでみると、見事にちゃちな文章&内容。
改稿しつつ、何とかブログで完結しましたが、やっぱり不満足。
その後、HPというものを知り、またここで一念発起、というより、転機。
HPに公開するに当たってはさらに改稿じみた改訂をやりつつ更新。しかし、それでも納得できない。
ただ、他にも連載を抱えていたので、気にしないことにして放棄。
それが去年。気づいたら述べ読破5000人を突破。
続きを読みたいとおっしゃる方もいらっしゃって、びっくり。
ということでextraを今年の1月に書きました。
その時、やっぱり見直したくなって今回の改訂ということに。
何と言っても、聖央。作者が言うのもなんですが、めちゃくちゃ好きなんです。というか、主人公男はどの作品の人も愛してます。
ブログ公開した時は聖央ファンの人がいて、真面目にサッカー日本代表に出てくれないかなって言ってくれましたが…無理ですね(笑
改訂にあたっては、淡白な文体を変えたり、削除したりしつつ、ちょっと付け加えたところがあります。
気づいたのは聖央の両親が事故の時しか出てこないこと。お隣さんなのに…
それで聖央の母親と亜夜の会話シーンを追加。3章4アンバランスの冒頭にあります。
あと最終節で、キスシーンを変えました。亜夜のドキドキ感が足りなかったので。
ちょこちょこ手直しをして、やっと自分で読んで恥ずかしくないくらいに仕上がりました。硬さが抜けて読みやすくなったと思います。
ちなみに、いま読破は延べ7500名となりました。投稿サイトでは2000名ほどアクセスしていただいています。
そして、ちょっとした裏話。
聖央には実はモデルがいたりします。が、それぞれのイメージを崩したくないので、だれかということは内緒で。
それでもって、その他脇役の名前(姓)は、当時、有名どころの名を使わせてもらいました。
誰かわかったら、奏井とあなたは同年代?
奏井には向かいの家に同級生の幼なじみがいます。
小学生の頃はそれはもうわがままを言って、一緒に宿題をしようと強制したり困らせたりと、今になると恥ずかしい。
中学以降、思春期という時期で、お互いに照れてしまって話すことはなくなり、だんだんと離れてしまいました。その点を考えると、同級生の幼なじみのほうが難しい気がします。
まったくウブな頃の話でした。
2007.09.15.完結作品